
バイクに乗っている方なら必ず欲しくなるのが「スマートフォンホルダー」。
ワイヤレスイヤホンによる音声ナビだけでは、細かい道は正直分かりにくいです。
そこで、
スマホをハンドルアームに設置して、ナビ画面を確認しながらの走行です!
スマホホルダーがあれば、細かい道でも道間違いの心配は解決です。
しかし、いざスマホホルダーを購入しようと思ったときに気になるのが、
・走行中に落ちたりしないか?
・どれくらいぶれるのか?
などの、安全性、耐久性、使用感です。
特に安全性に関しては、
実際に使ってみて「しっかり固定されてへんかったわ~」と、笑い話では済まされません。
ということで、
僕が実際に使用して良かった「デイトナ」のスマホホルダーを紹介していきます。
クイックタイプ
リジットタイプ
商品紹介
まず初めに、
「タイプの違い」と「内容部品」を紹介していきます。
「クイックタイプ」と「リジットタイプ」の違い
「デイトナ」のスマホホルダーには、「クイックタイプ」と「リジットタイプ」の2タイプがあります。
2タイプの違いは、この商品を購入する際にまず気になる点でしょう。
違いは一点だけです。
ハンドルアームへのスマホホルダー本体の脱着に、
工具が必要ない(クイックタイプ)か、
工具が必要ある(リジットタイプ)か、
です!
これは「クイックタイプ」の取り付け部の写真です。
写真では分かりにくいですが、
ハンドルアームへの取り付けは、レバーロックを「パチンッ!」とたたむことによって固定します。

「リジットタイプ」は、ハンドルアームへのスマホホルダー本体の脱着に六角が必要です。
どちらのタイプも取り付け部は金属製になっています。
取り付け部の構造以外は、内容部品なども含めて特に違いはありません。
ですので、
2タイプの違いは、本体の脱着に工具を必要とするか、しないかのみです!
2タイプある理由としては、
脱着が楽だが防犯性がない「クイックタイプ」
と
脱着は面倒だが防犯性がある「リジットタイプ」
を選べるようになっているということです。
内容部品
写真は「クイックタイプ」の内容部品になります。
1番から番号順に紹介していきます。
1、スマホ装着部
これにスマホを乗せて、
「上下アーム」「サイドフック」で固定します。
より安全性を高めるための「シリコンバンド」も付いています。
「シリコンバンド」とは、いわゆる「落下防止バンド」のことです。
クランプ部分に取り付けて、
「アーム、フック」+「シリコンバンド」で固定できるようになっています。
対応スマホサイズは、2017年8月当時のもので、iPhone7/6s/6plus/SEと表記されています。
ちなみに僕のスマホはiPhone7に一般的なカバーが付いているものですが、全然余裕のあるサイズです。
・上下調整幅:110~147mm
・左右調整幅:55~85mm
・写真4番の下側リジットアームを使用すれば、全長163mmまでの機体を装着可能。
iPhone8plusも、大きさ(158.4mm×78.1mm)なので、スマホカバーによりますが取り付け可能だと思います。
2、クランプ
スマホホルダーをハンドルアームに固定する部品です。
写真には、ハンドルアームを挟む穴に「グレーのモノ」と「青っぽいモノ」がありますが、固定する際の「スペーサー」です。
それぞれ厚さが違い、
スペーサーをかますことによって、しっかり固定されるように調整します。
「φ」とは、例えば22φならハンドルアームの直径が22mm(2.2cm)ということです。
購入前に一度測ることをおすすめします。
3、回転コマ
この部品により、スマホを縦向きや横向きと、好きな角度で取り付けることができます。
4、下側リジットアーム
スマホの全長が147mmを超える際に使用し、全長163mmまでの機体を装着可能にする部品です。
5、サイドフック(大)
スマホを固定するサイドフックの大きい版です。
スマホ幅の55~85mmは変わらず、スマホの厚みがより厚いものまで装着可能になる部品です。
・サイドフック(大):12~18mm厚
サイドフック(大)により、最大18mm厚の機体が装着可能になります。
6、六角レンチ
取り付け工具。
7、パッドシート
片面がテープになっているスポンジの保護シート。
基本的には使用することはないですが、特に保護したい部分にカットして使用します。
8、取扱説明書
使用方法、取り付け方法等が記載。
実際に使用してみての感想
次は実際に使用して感じた、
安全性、耐久性、使用感を紹介していきます。
安全性
まずは「安全性」について。
僕がスマホホルダーを選ぶにあたって、最も重要視したのが「安全性」でした。
落下してスマホが壊れることが一番怖いので。
色んな商品のレビューを読んでいて、
最終的に「デイトナ」のスマホホルダーを買う決め手となったのが、
スマートフォンはしっかり固定されたままで無事でした。
頑丈だと思います。
こちらの内容の、Amazonにあるレビューでした。
「車体が大破したのに固定されたままって、どんだけしっかりしてんねんっ!」
という感じで購入にいたりました(笑)
実際に今まで使用してきての感想としては、落ちる気配がありません!
使用方法さえ守っていれば、まず走行中に落下することはないと思います。
僕が乗っているバイクは、揺れが激しいことで有名な単気筒の「SR400」です。
高速道路で100キロ以上出せば、振動がすごくてハンドルをしっかり握っていないと飛んで行ってしまいそうなほどです(笑)
しかし、それでもスマホホルダーの固定がゆるくなったり、スマホの向きが傾いたりしたことは一度もありません。
では、具体的な固定の仕組みを説明します。
まずは「スマホの背面部分」。
写真でも確認出ると思いますが、ゴムっぽいスポンジ素材で「滑り止め」になっています。
この部分に関しては、
落下防止というより、スマホを装着の際に手で支えておく必要がなく、装着をしやすくするための仕様といった感じです。
次に「上下アーム」。
プラ製ですが厚みがあってまず折れるといった心配はないと思います。
上下アームはスマホを装着時に毎回スライドさせるわけではなく、スマホホルダー取り付け時にスマホのサイズに合うように調整して固定します。
次に「サイドフック」。
サイドフックの内側(スマホ接着面)も、背面と同じ「滑り止め」素材になっています。
サイドフックは、毎回のスマホ装着時にしっかりと固定される位置まで手動でスライドさせます。
すると、ロックがかかる仕組みになっていて、固定完了です。
最後に「シリコンバンド」。
上下アーム、サイドフックの段階で手で引っ張っても取れないくらい、しっかり固定されています。
なので、「補助的な」落下防止策といった感じです。
この4点が固定の仕組みとなっています。
今のところではありますが、「安全性」に関しては問題ないと思います。
耐久性
次は「耐久性」について。
ハンドルアームとの取り付け部分にあたる「クランプ」は金属製なので、振動などでヒビが入ったり、割れたりすることはないでしょう。
不安があるとすれば、プラ製の「スマホ装着部」です。
感想としては、
厚みがあってしっかりとした造りになっているので、問題ないと思います。
とはいえ、プラ製である以上やはり劣化はしてくるでしょう。
「耐久性」に関しては、
「今のところは何の問題もない」
としか言えません。
使用期間としては、約1年。
車体は雨に当たらないところでの管理で、乗車頻度は月に数回といった感じです。
「耐久性」を求めるのなら、プラ製部分があるものより、全体が金属製の商品の方が間違いないです。
とはいえ、全体が金属製となると、どうしても値段が高くなってしまいます。
あとは、財布と相談といったところですね(笑)
使用感
次は「使用感」について。
さすが、Amazonでベストセラー商品なだけあるなと感じています。
使用感として一番良いところは、
5秒もかからない、簡単なスマホの脱着です。
大したことじゃないと思うかもしれませんが、ストレスフリーで気に入っています。
あと、購入前に気になるのが走行中の「ぶれ」だと思います。
走行中のぶれに関しては、こちらの商品に限らず、
ハンドルの付け根(中心)近くに取り付ければ問題ないです。
少しはぶれているのでしょうが、全く問題なく画面を確認できます。
気になる点としては、
スマホがむき出しなので急な雨に対応できないところです。
ただ、この問題に関しては賛否あります。
防水ケースに入れるタイプのスマホホルダーだと熱がこもってしまい、
スマホが「オーバーヒート」してしまう危険性があるようです。
どちらが良いかは、バイクの用途によって変わってくるのではないでしょうか。
取り付けるのが難しい
ここまでメリットばっかり書いてきたので、デメリットも紹介しておこうと思います(笑)
デメリットとしては、
スマホホルダーの取り付けが難しいことです。
難しいというよりかは、「簡単ではない」の方が正しいですね。
5~10分では取り付けることはおそらく無理だと思います。
理由は、調整する箇所が3つある点です。
- クランプを取り付ける位置
- スマホの角度
- スマホの向き
適当に取り付けるだけなら、すぐにできるでしょう。
しかし、走行中にストレスなくスマホ画面を確認するためには、
ベストな「位置」「角度」で取り付ける必要があります。
なので、取り付けにはどうしても時間がかかってしまいます。
しかし、逆にいえば
最初の取り付けさえ終わらせたら、後はめんどくさいことはなくなるということです。
まとめ
おすすめの「スマートフォンホルダー」の紹介でした。
日本メーカーで、コスパも良く、安全なものをお探しの方は、
「デイトナ」のスマホホルダーをぜひ検討してみてください。
それでは^^
クイックタイプ
リジットタイプ